本日(20161114月)は東京都中央区築地、築地場内市場魚河岸横丁6号館にある愛養さんにお邪魔しました。
かとうさんで朝飯を食ったら、愛養さんで一服するのが私の鉄板コース。
本日も当然伺います。
久しぶりにメニューを見ます。
そう多くないメニューなのに、私が頼むものは3っつか4っつ。
その少ないメニューの中に無限の広がりがあるってのが、愛養さんの素晴らしいところと再確認したりします。
当然のことながらミルクコーヒー。
スポーツ新聞を眺めながらすでにご機嫌さん。
本日の注文は「耳二つ落としてもらっていいですか?上と下を残して。ジャムを落としてください。」
そして出てきたのがこちら!
「イメージと違ったらごめんなさいね。」っとのお言葉つき!!
この一言でイメージ以上の極上トーストの完成ですよね!!
粋な言葉も返せずに「おおっ!日の丸弁当のようですね!」なんて言ってしまう無粋な私…。
噂の美味しい上の耳。
じゃむちょい乗せ、もしくはジャムおとしが美しいですね。
そして下の耳。
私の好みは上の耳!上の耳がパリパリして美味しいって最初に聞いたからですが…。
でもたぶん耳三つ落としは注文しないかもしれないです…。比較できないと美味しいって分からないかもしれないし、気づかないかも…。
感動やら、反省やら、美味しいやら、まだ名前のついてない感情を抱え、喫茶店なのに落ち着かなくなった心をお茶で休ませます。
小池都知事が築地移転は早くて1年後と表明した次の日だったので、「こちらのお店はいつまでやるんですか?」なんて伺ってしまいました。
「あとちょっとだってごまかしながらやってきたからね。ほらここだって治したっていえるかどうか。(カウンターの修復跡を指さしながら)」
「これだっていつまで持つか。」
「外の鉄板は一年は持たないよ!」
いいお店ってのは「そう言わずもうちょっと頑張ってくださいよ!」ってのが言い辛いもんで…。
それでも、この由緒正しき灰皿ってのは、もう二度と見る機会がない訳でして…。
人の考えは十人十色。何が正しいか私には分かりませんが…、もうちょっとこの雰囲気を味わいたいなぁ~っと私は思ってしまうタイプです。
ご馳走様でした。”また”来ます。
実は先日あーちゃんさんに紹介されたCREA2016年11月号で「築地市場が移転すれば、80年以上の歴史に幕を下ろす老舗喫茶店「愛養」。いずれ伝説となるその一日に密着した。」なんて記事を読んでしまったので、ついこんな話をしてしまったのである…。
珈琲店愛養
03-3541-2140
東京都中央区築地5-2-1(築地市場6号館)
営業時間:03:30~12:30
休業日:日曜・祝日・休市日・市場に準ずる
訪問履歴
トースト(耳二つ落としジャムちょい乗せ)、ミルクコーヒー@愛養
トースト(ハーフ耳二つ落とし)、ミルクコーヒー、ゆで卵@愛養
トースト(大岩バージョンpart.2)、ミルクコーヒー@愛養
トースト (大岩バージョン)、アイスミルクセーキ、アイスミルクコーヒー@愛養
テーマ:こんなお店行きました - ジャンル:グルメ