愛すべき食堂を残すために私たちのできることを探して。
更科@岐阜県岐阜市京町
本日は岐阜県岐阜市京町にある更科さんにお邪魔しました。
 
今年の夏はやたら”冷やしたぬき”が食べたくなって、いろいろなところで食べております。
正直たぬきを注文するのは、ここでざる蕎麦を頼んで失敗すると痛いな!まあたぬきなら具も多いし少々そばが”あれ”でも美味しくいただけるな。って時なんですが、夏場の食欲がないときわさびをガツンと汁に溶かし、ぐしゃぐしゃっと具をかき回し、天かすでコクの出た汁と一緒にすすりこむってのは、やはりたぬきでしか味わえないので好んで注文するときもある。
 
現在愛知県在住の私ですが、愛知県は冷たい汁がかかった麺類を”香露(ころ)”というので、冷やしたぬきって言葉に馴染みがない。ちなみに”冷やし”ってのは冷たい水に浸された状態で出てきて別に出てくる汁を付ける食べ方のことを言う。さらに温かいお湯に浸されて出てきて別の汁につけて食べるのを”湯つき”という。
まあ”たぬき”自体が地方独特の呼び方なので”正当なたぬきそば”ってのはどんなものかと言われると困ってしまうのだが…。
たぬき(麺類)ウキペディア
 
まあとりあえず今年は”関東のたぬきそば”がマイブームなのである。
 
 
 

そして東海でたぬきと言ったら更科さん。
もう超有名店である。



 

関西風暖簾。
創業は昭和3年だそうである。
関西で修行をされたってことなので、関西風の暖簾は頷ける。



 

土曜の2時近くに伺ったのだが、列はできないまでも広い店内が大混雑していた。
定員さんも何人もいるのだが大忙しであった。
テーブルに座敷があり、少人数できている方はテーブルで相席って感じである。
 
お茶はセルフ。この薬缶が趣深いですね。
 



 

メニュー1。
この冷やしってのは素麺みたいな食べ方をするタイプですね。





メニュー2。
おばけってのは素麺で作った冷やしたぬきだそうです。

 




ざるうどん。
懐かしいタイプですね。茹で直しの柔めのうどん。
おそらくそばと同じ付け汁ですね。
 



 

そして冷やしたぬきそば。
たぬきなのにきつねも入っている。どっちかというと”ばかしあい”ってネーミングがしっくりとしそうなのであるが、大阪ではたぬきといえばきつねうどんの台をそばに変えたもの、関東で言うところの冷やしきつねだそうだから、まさに東海地区を表す”たぬきそば”なのかもしれない!
蕎麦はうどん同様茹で直し、揚げはかなりしっかり味付けがされている。そして汁がびっくりするほど濃い。関東の老舗蕎麦屋の付け汁くらい濃いのである。
これはたぬきのカテゴリーを一つ増やさなければいけないんじゃないかと思われるほど独特のものだと思う。
東京のたぬき(冷やし中華のような具)、関西のたぬき(きつねの台替え)、京都のたぬき(あんかけ)、そして岐阜のたぬき(揚げ玉&油揚げ+濃い汁)ってな具合である。
 


 

かやくご飯は上品な薄味。
冷やしたぬきをおかずにして食べるって作法なのかな!?
 
なにせ東海地区で何件もひやしたぬきを食べていないのでデータが少なすぎる。
また来年はたぬきそば強化月間を作り食べ歩こうかしらん!?


 

東海の麺類は歴史も奥も深いのである。
まだまだ続く麺類食堂の旅。


更科
058-265-9594
岐阜県岐阜市京町3-4
10:30~18:00
定休日:第3日曜日
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